この道具の魅力
Avani eging MAX POWER PE X9の新作200m
この春はVARIVASさんのX9のイカメタル用の200m巻きを主に使っていたのですが、おそらく、新発売のエギングモデルは製法は同じでカラーがエギング用に変えられたもの
正直、糸の消費の多いエギングという釣りでは150m巻きを買う気が一切起きないのですが、ようやくエギングモデルにも200m巻きが出たので買ってみました。
(もっと言うと、0.4号、0.5号とかの細番手も出してくれ…)
何を隠そう、今年の自己記録更新サイズの4400gはこのX9の0.6号で釣りました
その他にも、結構な数のデカイカ釣りましたが強度は申し分ない
特徴としてうたわれてる低伸縮高感度ですが、たしかにあると思います
ただ、やっぱり一番手細い0.5号の他の糸に勝てるほどの高感度では無い(当たり前だけど…)
昔、VARIVASさんから出てたティップラン用の0.5号の糸がめちゃくちゃ感度良かったので、X9も0.5号出てくれたらなぁと思ったりします。
せっかくの機会なので、今回はラインの話
ラインって釣りにおいて一番重要と言われますが、何がどう重要かを改めてやますてぃ的にまとめてみます
(ちなみに、長いので2回に分かれます)
まずもって大事なのは強度!
ですが、
当たり前すぎるのでそれについては一回置いておいてもう少しマニアックな話から
まずは浮力の話
エギングにおいては切っても切れないところ
PEラインというのはご存知の通り比重が0.98程度であり、水に浮きます
エギを鎮めていくと、PEは浮こう浮こうとするために、エギのアイから真上方向に近い角度で水面まで向かい、水面に達するとそのまま水面上を伝ってアングラーまで繋いでくれるといったL字に近い入水角を取ります
この浮力は水中に入っている(浮いてる)糸が長ければ長いほど大きくなり、最終的にリーダーやスナップを水面の方向に引っ張る力へと変わります
エギをしゃくるという行為をした場合には、エギは糸の方向と同じ真上方向に引っ張られるため、エギが真上に上がる
それによって成立しているのがこのエギングというゲームです。
ちなみに、シンキングPEや浮かないラインでエギングをした場合、(もちろんメリットもありますが)糸が真上に浮かないため、手前に寄ってくるスピードも早く、また、根掛かりのリスクが段違いに上がります
というのは、あくまで机の上での話
体感的に、ショアからの釣りでは糸の浮力よりもそれ以外の要素影響がかなり強い
実際の釣りでは水中の糸は潮の流れによって大きく蛇行した形を取ります
また水面の糸も風によって引っ張られ、糸は真っ直ぐとは程遠い形になります
特に当て潮や二枚潮の時は酷く、時にはアングラーが想像出来ないようなコースを糸が通っている場合が多々あります
逆に、払い潮の場合は糸の水中部分がアングラーから離れる方向に押されるので、通常よりL字が強調される形になります
なので、一般的に払い潮の時はエギを安定させやすく、めちゃくちゃアタリも取りやすいです
ゾーンにでも入ったんじゃないか?ってくらいアタリが取れるってなってる時ってたまにあると思うんですが、実は水中はそうなってます
人間がゾーンに入ってるんじゃ無くて、海は時合いに入ってるってことが多いです笑
実釣でのインプレ
このあたりを意識して考えると、アングラーとエギを繋ぐ糸というものは刻々と姿を変えている生き物のような物であると言えます
ここまでの話をまとめると
・浮力のあるPEラインだからこそエギングという釣りがいつでも成立している
・現実的には、糸は浮力だけではなく、潮や風の力を強く受けている
次回!?しゃくったら糸が動く!? 引き続きPEラインの細かいお話
前回の話をまとめると
・浮力のあるPEラインだからこそエギングという釣りがいつでも成立している
・現実的には、糸は浮力だけではなく、潮や風の力を強く受けている
という訳で、前回の話の続きです
次にルアーの重さやアングラーが糸を引っ張ることについて考えていきたいと思います
まずは、エギが引っ張る糸について
エギは下に沈んでいこうとするけれど、もちろんPEはそれに合わせて同じ速度で下に沈んでいくわけではない
あくまで、エギが抵抗のかかっている糸を引っ張っていく形になるはずです
逆にいうと、糸の抵抗が大きければエギは糸に引っ張られます
このあたりが、水深が深いところでエギのイメージがしにくい一つの原因
次に、アングラーが引っ張る場合について
通常、単純にリトリーブでルアーを回収する場合、ルアーは糸が通っていたのとほとんど同じコースをルアーがトレースする形になります
しかし、エギングの基本的なスタイルはしゃくりとフォール
エギをしゃくった場合、瞬発的な力により、ラインは可能な限りエギとアングラー(竿のトップガイド)が一直線に近づこうとします
しかし、水中には様々な抵抗があるので、数回しゃくった程度では決して真っ直ぐにはなりません
気になったポイント
ここで大事なのは、しゃくった時に動いてるのはエギだけではないということ
前置きが毎度ながら死ぬほど長くなりましたが
これが今回の話のメインテーマ
しゃくった時に糸が動くというお話
「Batuta80Sだと、しゃくった時にエギにかかる潮がわかる!!」
僕が良く言ってることですが
実はあれ嘘なんです。
厳密には“エギの抵抗“と“しゃくった時に糸がどのように水を切るか”というのを感じています
それは
水中が当て潮なのか、払い潮なのか、二枚潮なのかetc…状況次第で糸の水の切り方というのは変わってきます
この糸が水を切る絶妙な感じを感じるために、レギュラーに曲がり、ある程度粘りのあるブランクが必要不可欠
パリパリの竿だと瞬発的に糸が水を切り過ぎてしまって、細かいニュアンスがだいぶ消えてしまう…
それをするためのBatuta80Sなんです…
とまあ宣伝じみた話は以上にしておいて、
時間とともに刻々と風や潮で影響を受ける糸
受ける影響に関してはやはり糸の太さが一番関係します
僕の良く使う0.5号と0.6号でもだいぶ違う
個人的には
0.8号と0.6号では一枚壁があって
0.6号と0.5号でも一枚壁があって
0.5号と0.4号では二枚壁がある…
そろそろ、どこのメーカーか0.45号出しませんかね?
数字上は小さな違いでも実釣の体感ではかなり違う
もっというと、メーカーによって号数に対する太さがかなり違うので、その違いもしっかりと認識しておくことも大事
他にも、太さだけじゃ無くて、コーティングや撚り数でも少しずつ変わってくる
水切りが悪ければ悪いほど、糸のマネジメントは難しいけど、しゃくりから得られる情報が多い
水切りが良ければ良いほど、糸のマネジメントは簡単だけど、しゃくりから得られる情報は減る
結局、何を選ぶかは水深や潮流、使うエギ次第
激流で重たいエギ使う時は水切りの良い糸を使うし、流れが無くても2.5号エギを使う時は糸のマネジメントしやすいものを使う
そんな感じで考えると季節によって使う糸もいろいろ
エギングにおいて最も大事と言っても過言ではないPEライン
一度深く考えることで、いろいろ見えてくることもあるかも?