実釣でのインプレ
エメラルダス ストイスト ST 83ML-5
2023年の新製品発表で最も心が躍った商品と言っても過言ではないこの竿。
あまりにテンションが上がりすぎて、フィッシングショーなんかで実際に触ることもなく、翌日には店頭で予約していました笑。
4月末に手元に来て、ちょっと使用してきたので軽くインプレ!
まず、この竿を触った一番の印象。自分の好みどストレート過ぎる…
正直、ストイストSTがここまで好みのどストレートの竿だとは思ってなかったです…舐めてました…すみません…
今まで触ってきた市販のエギングロッドの中で一番好きだと断言できるほどに良い竿です。
それはパックロッドだからとかそういう話ではなく、もし、ST82MLの2ピースモデルが存在していたら、間違いなく、最高の竿だと声を大にして言っていたと思います。
ということで改めて外観から。
まずは外装は高級感のあるケース、高級感のあるグリップ、高級感のあるコスメ。
グリップは既存のストイストRTと同じアップロックのグリップ。素手で長時間しゃくっていると痛くなるので、個人的にはこのグリップ自体はあまり得意ではないのですが、見た目がカッコ良いので良し!
単なる5等分ではなく、グリップと4つのブランクになっているのはすごく高評価。強度や仕舞寸法の問題で等分の設計をしているメーカーも多い中でしっかりグリップジョイントなのはさすがです。
あと、#3と#4のセクションが逆並継ぎになっているところも◎。これは他のRTやSTの機種でも採用されているこの仕様ですが、バット部分が太くなってしまいがちなパックロッドではその効果は素晴らしく、かなりスッキリとしたグリップ周りになっている印象です。継ぎのところに中心線のマークがついているのもとても助かる仕様。
エメラルダスシリーズの最高峰のラインナップということでもちろんガイドはAGS。パックロッドにAGSが載っているという仕様がすごく新鮮。小さく収納した状態での運搬等による衝撃にはどの程度耐えられるのかは少し気になるところですが、僕自身はAGSを破壊したことは一度もないので、特に心配はしておりません。
肝心の使用感ですが、最初に言った通り最高です。
しなやかさを大切にしたこのブランク。まじで最高。RTの高弾性なカーボンでも結構しなやかさもあるし悪くはないなーとか思ったりもしていましたが、STはその比じゃないくらいしなやか!もちもちしてて高級感のあるブランク!最高に好み!
しなやかさに振っているからと言っても、もちろんダルい感じではなく、しゃくり・キャスト共にストレスレス!
長さも8ft 2inと何をするにも最高にちょうど良い長さ。RTと同じく、グリップが1.5cm短い最近のショートグリップを採用しているため有効レングスは気持ち長め。まさに器用にどんなエギングでもこなせる長さ。
ただ、このショートグリップは僕は好みではないのでエンドがもう少し長くても良いのになーとも思ったりもします。
気になったポイント
そして、最後にパックロッドとしてのインプレ。
まずは仕舞寸法。グリップジョイントの5分割にしてある分仕舞寸法はやや長め。これだと、スーツケースには入りますが、それより小さな旅行鞄などには入らないので、カバンのサイドに括りつけたりする必要が出てくると思います。セミハードケースに入れるとさらにでかい…なかなか。もう少しソフトで小さなケースに入れればそこまで気にならないかもですが、そうなってくるとAGSもやや不安…あくまで正規のケースで運搬する方が良いかな?
そして、個人的にこの竿で一番気になっていること。それは5本継、奇数継であるということ…
2ピースのモデルとして考えても最高!といった完成度なのは最初にも言いましたが、そんな完成度ならいつでもどこでも使いたくなるもの。それを邪魔してくるのが、この5本継という仕様。
やっぱり、普段使いするなら、車に乗せるにも、釣り場に向かうにも2ピースが一番慣れ親しんでいて、持ち運びやすいと感じるのが釣り人。グリップが短い分、単純な5本継ぎよりもギャップが少ないとは言え、実際持ってみるとすごく違和感…車に載せても違和感…
慣れれば良いのかもしれませんが、個人的にはこれが気になって仕方ない…重さ、バランス、費用、強度等の様々な理由から5本継ぎを採用したのだと思いますが、どこか削ってでも偶数本継ぎを採用して欲しかったです…
とはいえ!パックロッドである恩恵は測りしれない!